有吉ゼミがゼミ活動を通して目指しているもの

①物事の本質を深く考察する力 

マーケティングでは、お客さんの購買行動の裏にある心理や企業の内にある性質や特徴を捉えながら、お客さんのニーズに歩み寄る戦略を立てることが大切です。どのような顧客層をターゲットとするか、どのような戦略を導き出すか、その答えは無数にあり、そこがマーケティングの面白いところでもあります。ただし、分析が深くなければ筋の良い戦略は描けません。消費者心理や企業の体質を深く分析する学習を通して、ゼミ生は皆、物事の本質を深く考察する力がついていきます。
この力が生かされるはマーケティングの領域だけに止まりません。やがて訪れる就職活動において企業から求められる人材とは、しっかり自己分析ができていて自分を語れる人です。マーケティングをしっかり学んできたゼミ生ならば、深く考察する対象を自分自身に向けるだけで済みます。物心ついた頃からインターネットで簡単に情報が調べられるようになった今日、私たちは確実にものを考えなくなってきました。本質を深く考察する力は、来る社会人生活の仕事において応用問題を解く力に繋がっていきます。

②当事者意識 

社会において、組織にぶら下がっているのでなく、組織に積極的に働きかけられる人が求められています。したがって、学生時代からそのようなマインドを持つことが大事と言えるでしょう。有吉ゼミでは2年次を中心にグループでケーススタディ学習を行います。グループ課題で高いパフォーマンスを上げるためには、フリーライドや手抜きは論外であることは言うまでもありませんが、グループの構成員で分担して作業を行い、後でつなぎ合わせる、あるいは足りないところを補完し合うというような姿勢でもいけません。1人1人がすべてを調べ納得ゆくまで突き詰めて考えたうえで臨むことが大切であり、そうすることで、1+1>2の結果が得られます。次第に学年が進行するにつれて、ゼミ選考や下級生指導などゼミ運営にも携わることになりますが、ここでも当事者意識が磨かれるようになっています。

③相手起点に立った思考 

マーケティングは消費者を起点に考え、消費者の立場に立って心理を分析する学問です。しかし、相手の立場に立って考えるということは何もマーケティングという学問上だけの話ではありません。ゼミ活動や日常生活、その後の社会人生活すべてに関わってきます。社会における仕事はすべて人と人との関係で成り立っています。同じ仕事を任されたとしても、相手の立場に立った仕事ぶりとそうでない仕事ぶりでは自ずと評価に差が出てきます。しばしば企業の採用担当者が新卒学生に求める資質として「コミュニケーション能力」を挙げますが、これはバックグラウンド(年齢、性別、国籍など)や立場(上司、取引先など)の異なる人たちと一緒に働きながら、win-winとなる着地点を見出していく、そのような相手起点に立てる能力を求めているということです。

④組織を理解する心 

相手起点に立つことがしっかりできていれば、それは組織を理解する心にもつながります。社会に出れば、自分の意に沿わない、納得のゆかないことを会社や上司から命じられる場合にしばしば出くわすことがあります。自分の間尺に合わないからといって排除するのではなく、なぜ組織はそのようなことを命じるのか、一旦胸に手を当てて思いを馳せる、そのような素直さも社会から求められている要素の一つです。3年生の個人課題を通じて有吉先生との距離を詰めていき、組織理解力を高めていってほしいと思います。

 

 

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